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2011年10月13日 (木曜日)

☆祝☆ 日本プロサッカー選手会の労働組合化

 ひさびさにブログを書きます。「千駄ヶ谷のカワセミ」は、猛暑で夏バテの後、惰眠をむさぼっていました。

そんなところに、うれしいニュース。

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日本プロサッカー選手会、労組に 

待遇改善など協議可能

 日本プロサッカー選手会(藤田俊哉会長)は12日、労働組合化が9月16日付で完了したと発表した。一般社団法人だった選手会が労働組合と認められたことで、日本代表の待遇改善や退職金制度の設立などについて日本サッカー協会(JFA)やJリーグと法的根拠に基づいて協議できる(以下略)

(朝日新聞のサイトから)

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 プロ野球選手会に続き、Jリーグにも労働組合が生まれました。いままで「選手会」は一般社団法人だったために、団結権、団交権、団体交渉権(スト権)はありませんでしたが、これで、グッと強くなりました。

 日本サッカー協会が、団体交渉に応じなければ(不誠実な交渉を続けても)、これからは法律違反ということになります。

 また、サッカー協会の一定の地位にある人(使用者側にたつ人物)が、「選手会」の活動について、あれこれと指図しても法律違反です。選手の契約更新時に「選手会の活動」について一言でもふれたら、一発レッドカードです。

 Jリーグにおいては、どこまでが選手個人の能力により、どこまでが運営会社あついはサッカー協会の責任になるのかが、わからないまま選手の契約内容が決められてきました。また、ゲーム日程などについて、肉体を賭けてがんばっている選手たちに、協会がどれだけ配慮してきたかも不明です。ことは根性論やガンバリズムでは解決しません。

 協会が、いい加減にしてきたところを、選手の立場からただすことができる選手会労働組合の結成は、間違いなくJリーグのレベルアップになると思います。

 カワセミは、某Jリーグクラブのサポーターですが、これで、サッカー協会に対して、その運営やシステムのおかしいところについて、選手とサポーターで、今まで以上に大きな圧力を加えられるので、うれしい限りです。

 労働組合についてはプロ野球選手会という鑑があります。プロ野球選手会の運営を参考にして、代理人に頼ることのない、選手の意見をくみ上げる労働組合の活動をして欲しく思います。

 なお、マスメディアの報道では、「労働組合化」と「法人化」について、曖昧な内容の記事が目立ちますが、労働組合を作る場合、「法人化」は必要条件ではありません。

 選手会はすでに「一般社団法人」として、法人登記していたために、今回、労働組合になる段階で「労働組合」として登記し直したということです。

 職場に労働組合を結成する場合(地域のユニオンでも同様)、「法人化」は必要なく、また、結成時に「労働委員会」の審査を受ける必要はありません。

 労働委員会の審査は「法人化」のため、また経営者が不当労働行為(組合差別や、団交拒否など)を行った場合に救済を受けるときなど、ごく限られた場合に必要になるだけです。

 労働組合の結成そのものは、複数の労働者が集まり、要求をまとめ、運営の規則=規約を作ることから始めればよいのです。(労働組合の規約に、労働組合法第5条2項の規定を含むことで、労働組合法が適用されます)。

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