2023年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

« 労働相談初日は60件余。雇う側の「無責任」が目立ちました。 | トップページ | 会社による「ガセ」、「事実無根」が目立つ最近の労働相談内容 »

2006年3月 3日 (金曜日)

政府発表の「失業率悪化」に思う。

政府、総務省が1月の完全失業率を発表しました。

朝日新聞によれば「厚生労働省は3日、1月の有効求人倍率(季節調整値)が1.03倍となったと発表した。13年ぶりに1倍台を回復した昨年12月に続き、2カ月連続で1倍台にのせた。一方、総務省が同日発表した1月の完全失業率(同)は、前月より0.1ポイント悪化し、4.5%だった」

総務省は、失業率の悪化は「より良い条件の仕事を求める人が増えている」とみているようです。また、昨年12月の有効求人倍率は1.03倍であったが、「正社員」に関しては0.67倍と低い水準にあると去れています。

労働相談を受けている立場からいうと、昨年来、過重労働や残業代の未払いなどで、会社に「見切りをつける」あるいは会社の劣悪な労働条件から逃れる人が増えている傾向は確かにありました。しかし、だからといって、良い就職先は無いのです。

政府は盛んに企業業績の回復をいいますが、それは過重労働と労働条件の切り下げ、人員削減によって達成されていて、決して「日本が豊か」になっているのではありません。「勝ち組み」「負け組み」などといわれるものの、実は企業に残った人の多くは大幅な労働条件の悪化・不利益変更に耐え、企業を去った人はより不利な条件で再就職の場を探しているのです。

裕福になったのは世襲的な階層(政治家や官僚に多い)と、いんちき商売をしている会社関係者だけです。

セーフティーネット無しに、社会保障についてはことごとく有料化・高額化されつつある今日、日本の労働者はきわめて貧しくなっているのです。

政府の統計発表にだまされないように!

« 労働相談初日は60件余。雇う側の「無責任」が目立ちました。 | トップページ | 会社による「ガセ」、「事実無根」が目立つ最近の労働相談内容 »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

最近のトラックバック